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キャンドルの灯しかた

ガラスのコップを使ったロマンチックなキャンドルです。
よく、レストランのテーブルの上などで見かけますが、自分でも至極簡単につくれます。
凝固剤も着色剤も香料もなにも使わず、とにかく油だけで燃やします。
ほんのわずかな廃油で、いつまでも、いつまでも、ほんのりと照らしてくれます。

用意するもの

○ ガラスのコップ : 適当なコップを使います。水と食用油をいれるだけなので、洗えばもとの用途に使えます。のっぺりしたコップでなくて、カットグラス様のものを使うと、揺れ動く灯りの影が楽しめます。

○ 水 : 下に水を入れます。これで、灯りの高さを適当な高さに調節します。それによって、油を過剰に使わなくてすみます。

○ 廃油 : サラダ油やてんぷら油などのいらなくなった食用油を使います。揮発性のない油なら、なんでもよいと思います(たぶん)。まちがっても、ガソリンや灯油などを使わないようにしましょう。

○ コルクのフロート : コルクの真ん中に大き目の穴をあけて、芯を浮かすフロートを作ります。写真では、ワインの栓を薄く切ったものを5枚、アルミのプレートでつないだものを用意しました。厚さは4mm。

○ 芯 : 糸を蝋で固めたものを用意します。長さは25mm。蝋で固めてあると、しゃんとするだけでなく、最初の点火が楽になります。芯の途中に、写真にあるようなストッパーをつけておきます。厚紙の円盤の真ん中に穴をあけた程度のもので大丈夫です。


Tips

油の量

どのくらい入れておくと、何時間くらい燃えるのか、わかりません。
1cmほど入れて5,6時間ほど燃やしましたが、油はほとんで減っていませんでした。

麻や木綿の紐、料理用の太めのタコ糸などを使って、溶かした蝋の中を通し、固めてちょんぎります。これは、ある程度消耗品なので、何回か使って使いづらくなったら交換しましょう。
糸のかわりにティッシュペーパーかキッチンペーパーのコヨリを使う手もあります。
蝋で固めるのではなくて、細い銅線を巻きつけてしゃんとさせるという手もあります。この場合は、最初の点火に手間取るかも。そのかわり、自立型の芯として、フロートを使わないやりかたも工夫できそうです。

フロート

とにかく、火がつかず、油に浮けばよいので、いろいろな作りかたができそうです。
コルクでなく、アルミだけで作れるかもしれません。
かっこよいフロートを作られたかたがおられましたら、ぜひご連絡ください。

研究熱心な方へ

「廃油 ランタン」で検索すると、いろいろな方がいろいろにチャレンジされているようです。

応用編

こんなのも作ってみたら、大好評。
トンド焼きの種火を、お寺の灯明からもらって現場まで運ぶ、いわば聖火トーチ。
竹に取っ手をつけてコップ代わりにし、小さな窓をあけてあります。
ちょっとやそっとでは火が消えません。
この火をコエマツのスティックで拾い、それで藁束に火を移し、竹に点火します。
点火したあと祭壇に置いておくと、暗がりの中でトンドが終わるまで燃えています。

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