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お知らせ

最近の更新

2019年大会

2019年10月12日、台風19号が東日本を襲い甚大な被害をもたらしたその日に、日本焚火学会2019年大会がおよそ90名の参加により挙行されました。
被災された方々には、謹んでお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。

上陸地点から西に600キロ離れた当地でも時折強い風が吹きましたが、幸い雨も降らず、風の合間を縫っていつものように夜半まで交流を深めることができました。テント3張り、車中泊数台、その他で、おそらく宿泊した人は10数名おられたと思います。おかげで、翌朝の片づけがはかどりました。ありがとうございました。

今回は、ウリ坊や展望櫓など新しい出物が登場し、去年と比べてふんだんな食べ物、飲み物が用意され、さらに大好評を博した池庄司節「関数と焚火」の講義があって、湿気のために鳴り物がなかったものの、大変有意義な時間となりました。

昨年の2018年大会から連続で台風だったこともあり、来年からは少し時期をずらそうかという話が出ています。

(写真は、事務局および岩月会員撮影のものです)

台風ハギビス

10月6日午前3時に南鳥島近海で発生した台風19号(ハギビス)は、最初は西に、2日後には北に、すぐに大型で猛烈な台風になった後北北西に進んであわや広島直撃かと思われたのですが、その後進路を北北東に向けて、12日午後7時前に大型で強い台風として伊豆半島に上陸しました。その頃、上陸地点から西に600km離れて開催中の日本焚火学会2019年大会の会場でも、心配した雨はなかったもののけっこうな突風が吹いたのですが、東海関東甲信を中心とした東日本では、大変なことになっていました。
箱根町では12日午後10時までの48時間雨量が1,000ミリを超え、午後9時過ぎには東京都心で41.5メートルの最大瞬間風速を記録、15日現在で47河川66カ所の堤防決壊、181河川の越水、1万棟以上の住宅が浸水し、66人の死亡と15人の行方不明、212人のけがが確認されています。

今回の受付

今回も、いつもの鹿娘の流れるような受付。
受付用のソフトは不具合の修正が間に合わなくて、手作業での受付です。
メイルアドレスを記入してもらっていますが、達筆のためアルファベットが読み取れず、翌年のご案内ができないケースがけっこうあります。次回の予定は、このホームページを監視していてください。

今回の薪割

まずは、チェーンソーの手入れから。

今回の薪は、このヒノキがメインです。
近くの山の倒木を主田会員が引きずりだし、テクニカル・アドバイザの井本会員があらかじめ適当なサイズに玉切りしてくれていました。

これ、ほぼ燃やし尽くしました。

今回の火

一号炉の火。点火したくてしたくて待ちきれず、4時前に火をつけてしまいました。

一号炉の周りには、自然に人が集まってきます。
どちらかと言うと、話し込むタイプの人たち。
これは日が暮れた頃の様子。

これは、深夜前の様子。

いっぽう、焚火小屋の中にも人が集まってきます。
これは、どちらかと言うと、食べ物に釣られた人たち。

失礼。
お腹が充たされた夜半頃になると、談論風発となります。

当然ながら、樵の蝋燭もなくてはなりません。
いま、西本会員が制作中。

受付の前で、二本の蝋燭が夜遅くまで燃えました。

今回の食べ物

今回の食べ物は盛りだくさんでした。()内は値段です。
燻製セット(500焚)、チータラ燻製(300焚)、あんもち(500焚)、白もち(2ケ100焚)、おはぎ(300焚)、一合寿司(200焚)、角巻きずし(400焚)、炊き込みご飯(200焚)、おでん(2ケ100焚)、スイーツ(100焚)、カレー(400焚)、鮎の塩焼き(400焚)、獅子鍋(300焚)、そのほか。
飲み物は以下のとおり。
ビール(300、400焚)、ノンアルコール(200焚)、ジュース(100焚)、お茶(100焚)、焼酎お湯割り(300焚)、ワイン(200焚)、同お湯割り(300焚)、角ハイボール(300焚)、甘酒(200焚) 、笹酒(300焚)、そのほか。

恒例、田中会員による笹酒バーのカウンター。 
ここにも、人がよく集まります。呑み助が。

一号炉では、これも恒例、岩月会員の特製串によるマシュマロ焼き。

今回の講義

こちらも恒例となった、池庄司会員による講義。
今回のお題は「関数と焚火」。

時折吹く突風に煽られるのにもめげず、模造紙を貼りだしての熱演です。
ちなみに、日本焚火学会ではPCとプロジェクタも用意できますが、氏のたっての希望で、模造紙でのプレゼンとなりました。

今回の人々

会場内を大勢が右往左往しました。
こちらは、一号炉周辺の様子。

これは、笹酒バーの周辺の様子。

これは、一号炉から背後の売店にかけてを俯瞰した様子。
ちなみに、以上はドローンで撮影したものではありません。こういう写真が撮れるようにと、今回新調した展望櫓の上から撮ったものです。

今回のお客様

西本会員が、数日前に保護したというウリボウを同伴してこられました。

子どもたちに大人気。
とてもよく慣れていて、ご主人の後をついて回ります。こんなに可愛いと、成長してもとても食べる気にはならないとのこと。しかし成獣になると田畑を荒らすようになるので、たぶん山に帰すことになるだろう、というお話しでした。

今回のおまけ

新調された展望櫓。
使用済みの電柱と、廃材と、製材したヒノキの床板とで作りました。
受付の上に建っています。名前はまだない。募集中。
まだ建設中です。そのうち、屋根がかかる予定。
建設にあたっては、会長お世話係の林会員、テクニカル・アドバイザの井本会員のほか、主田会員、三菱電機・菱電エレベータの皆さん、そのほかたくさんの方のお世話になりました。

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