最近の更新
10月6日、台風25号が迫っているという中で無謀にも開催された2018年大会。
どう転んでも強風が吹き荒れて大雨に打たれるであろうと予測されましたが、なぜか平穏な焚火日和。台風は当初の予報円の中心を見事にそのとおりに進んで日本海に抜け、夜の9時には温帯低気圧になってくれたのでした。
たしかに強風域にはかかったはずで、広島市内では午後1時半に26.2メートルの最大瞬間風速が観測され、平和公園で高さ8メートルの木が根本から倒れたという情報。
ところが当地ではその頃、地形のおかげでしょうか、風は煙をほどよくたなびかせる程度、雨は霧雨に毛の生えたようなのが時たま降る程度、暑くもなく寒くもなく、適当に湿気のある絶好の条件のもとで、焚火に興じていたのです。
とはいえ、前日までの天気予報は実に過酷なものだったので、こんな状況でわざわざ焚火に来る人は余程の酔狂な人であろう、集まっても50名であろう、いや30名以下ではないか、いやいやスタッフだけであろうと悲観的な観測を投げ合っておりました。それに、今回からハガキによる案内をやめて、メイルだけになったので、十分に開催情報が届いていない可能性もあったのです。
そんなわけで、今回はいろいろな方々のご協力で、とても豊富なご馳走が準備されようとしていたのですが、人が少なくて余っても申し訳ないと早々にお断りしてしまっていました。
そこへ集まったのは、106名(受付集計)。嬉しい誤算ではあったのですが、ちょっと遅く来た人は食べ物にありつけず、申し訳ないことをしました。来年は誤算のありませんように。
いつもの、鹿娘による受付。
若手が大活躍。大量の丸太をあっという間に薪に。
これ、全部燃やしてしまいましたが。
割った薪で、テクニカルアドバイザによる火付け教室。
こうやって井桁に組んで・・・
上から着け木と杉の葉を重ねて・・・・
下から火をつけてご覧・・・
一号炉のはじまり。
夜になると火の粉を飛ばして盛大に。
焚火学会としては、火の粉を飛ばすことはちょっと失敗ですね。
中には一号炉でマシュマロを焼く人もいました。
恒例の樵の蝋燭と主火との共演です。
ほかのところでも、小さな焚火。これは受け付けの前。
ここでも小さな焚火。これはエレガント。
焚火小屋の中では、いつものように囲炉裏に火が。
囲炉裏を囲んで年寄りの会合。
囲炉裏を囲んで、ちょっと若手の会合。
外では、池庄司先生の講演がはじまっています。
演題は「AIと焚火」。大変評判がよかった(本人談)ので、恒例になりそうです。
講演の後、レオンさんの見事なアカペラが披露されました。
ケイタ&クラークさんの演奏も。
みなさん、しびれて聞き入っています。
焚火小屋での食品の売り子さんたち。三人もと娘。
四人目のもと娘。
台風のため、用意を抑えたことが災いし、たくさんクレームをいただきました。
「食べるものがないではないか」
それでも、獅子鍋とか、おにぎりとか、急遽せい一杯繰り出して・・・
焼き芋も登場。
今回も老若男女、さまざまな方が集まりました。
とくに若い女性が多いのが特徴です。
これは、もっと宣伝しなくては。
なかには、外国からのお客様もおられました。