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たき火しんぶん <表彰>

愛媛県今治市の小学一年生菊間太耀君が自作の「たき火しんぶん」を送ってくださいました。
お父さんによると太耀君はなんと3歳の頃から日常的に焚火に親しんできた手練だそうです。
さすがに、正統派の火のおこしかたが要領よくまとめられています。

たき火しんぶん


写真では見えにくいので、図中の文字

たき火しんぶん
たき火のおこしかた
2014年8/30
九和小 菊間太耀

(1)かわいたはなどをさがす。はっぱのつぎにもやすかわいたえだをさがす。
(2)マッチに火をつけててでかぜからまもる。
(3)たきつけに火をつける。
(4)ほそい(はっぱつきの)えだをいれる。
(5)きえかけたからふいて火をふっかつさせた。
(6)火がふっかつしたからえだをいれる。
(7)××にしながらえだをつんでいく。
(8)中くらいのえだに火がついたからふといえだをいれる。
(9)ふといえだについた!
(10)ふといえだについたのでおおきい木をいれていく。
(11)できあがり!

よるにとったしゃしん。

<ポイント>
火はあかちゃんをそだてるのといっしょだから、だいじにそだてる。

<ポイント>
すきまをあけてえだをおくとくうきがとおるのでもえやすい。

<おしえてもらった人>
なまえ きくまあきらさん
とうさんである。

<かんそう>
さいしょがむずかしかったけど、たのしかった。

表彰状

太耀君の焚火に対する感性に敬意を表し、日本焚火学会はここに表彰状をお送りすることとしました。


お父さんからのコメント

このたび小学一年生の息子が「たき火しんぶん」というものを作成いたしましたので、僭越ながら紹介させていただきます。

私はプロとして自然体験に携わるものとして、我が家でも必修科目を設定しております。三科目あり「火熾し」「刃物の扱い」「ロープワーク」の三つです。
特に焚火は我が家ではとても身近な存在で、長男は3歳の頃より日常的に焚火に接してきました。

そして今回、夏休みの課題で「こども新聞」をつくるという事になり、本人が日の熾し方をまとめたいと申し出ました。そこで改めてキャンプに行き、もう一度焚火について丁寧にレクチャーし、本人が自分で火を熾しその過程をまとめるという形をとりました。

ちょうど雨の多い時期だったためなかなか火がおこらず本人は苦戦していましたが、あきらめずに粘り強く挑戦し、最後には立派な火に育て上げていました。

そんな姿を見て、父としてとても嬉しく思いましたし、焚火を通じた教育の効果、とくに「信じて待つ」ということの効果を再認識した気がいたします。
便利で忙し過ぎる現代社会であるからこそ、自分のアタマで考え、野外でゼロから「自分でつくる」ことが、子ども達にとって大きな意味を持つものと考えています。

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