最近の更新
2023年10月7日土曜日。3連休の初日。
猛暑があっという間に過ぎて急に冷え込み、無風、降雨確率40%でも雨は降らず、薄曇りに時々陽が差すという絶好の焚き火日和りに、2023年大会が開催されました。
今回は30周年というめでたい節目にもかかわらず、HPとFB以外には特段のご案内もしなかったので、ご存知ない方も多かったと思いますが、参加者があまり多すぎても焚火にならないという不埒な気分と、事務局の手抜きのためですので、お詫びいたします。参加者は94名でした。
今回は、本格的な研究発表と、炭焼き窯跡ツアーなど、新しい出来事があったほか、ガムラン演奏にあわせてケチャックのワークショップ、リモコン草刈ロボットの登場、等々盛沢山でした。
いま、本部敷地の脇で炭焼きに挑戦している地元グループもいますので、次回はその発表が加わるかもしれません。
受付開始。
いつもの鹿娘に加勢がついての受付です。
参加者のみなさんが、ぼちぼち受付に来ています。受付では、参加名簿への記載、名札の配布、焚銀行での両替えを行っています。
INUE会員による、凝りに凝った薪組。この嬉しそうな表情をとくとご覧ください。
マグネシウムによる着火に向けて、ただいま練習中。
そのそばで、薪割りの準備。
2時半になったので、いよいよ着火。松明にマグネシウムをこすって火をつけます。
着火! 焚火学会2023年大会のはじまりです。
見事、またたく間にこんな火になりました。凝りに凝ったかいがあったというものです。
その炎は高くあがり・・・
暗くなると、周りに人が集まり・・・
夜遅くまで、人の輪ができました。
メインの火のほかにも、いつものように・・・
樵の蝋燭が登場。ステージの足元を照らします。
なんだか知らないけど、こんな火を焚く人も。
ほかのところでは、てんでに別の火を。
てんでに集まって、難しい話ややばい話に花が咲いている・・・のかな?
INUE会員は着火がうまく行った嬉しさが抜けず、終始ご満悦。
アンデスご夫妻も楽しく参加してくれました。
夜更けて、ぼぉ〜っと火を囲む人々。
会場の端っこに陣取って別世界を作っていたグループも。
なぜか、今回も子どもたちが多かったなあ。
こんな感じ。
こんな感じ。
夜になると、こんな感じ。
焚火小屋の中では、鍋がかかっていたり・・・
アユを焼いていたり・・・
いつものお店。地元国原の元お嬢様たち。
KTMR会員持ち込みの燻製窯。
その中には・・・・
別の人の鶏の燻製。
こちらは手羽の燻製。
それはこちらのお店で。今回は燻製大会でもありました。
KKW会員は家族総出でバターポップコーンとキャラメルポップコーン。
大量のおでんもでました。
鶏なべも。今回は鶏大会でもありました。
飲み物も豊富。ビール、焼酎、日本酒、ハーブティーにコーヒー。
ハイボールまで。
こちらでは、かっぽ酒にワイン。
TNK会員によるいつもの竹酒の居酒屋。常連さんが囲んでいます。
当然ながら、すべてこれで取引を行います。
いつものように、ガムラン楽団「バパンサリ」が登場。
盛り上げてくれました。
ガムランはインドネシアの音楽。だけど、なぜか焚火によく似合う。
ガムランついでに、ケチャックのワークショップ。3声部まで。次回は5声部にチャレンジとのこと。
SSKテクニカル・アドバイザによる「岡岷山が見た「鵜を遣う篝火」水内川に鵜飼があったのか?」と題するレクチュア。
岡岷山が見たのは鵜飼の篝火ではなく、本当は〇〇であった、という考証を緻密に報告。みなさん、けっこう真面目に聞き入っています。
IMTテクニカル・アドバイザによる「キノコの話」。
2界説から6界説まで生物界の分類の歴史的変遷からはじまって、菌類のあれやこれやまで、学術的な深い話が聞けました。全部はわからなかったけど・・・
午後に行った炭焼き窯跡ツアーの報告もありました。
なぜか、クワガタムシを連れてきた人も。
なぜか、IWTK会員お手製の目が光る猫のマグネットもふるまわれました。みなさん、大喜び。
前回生焼けだった「25焚コイン」を、今回はTBI会員が七輪の窯で焼き直してくれました。まだ、もうひとつです。釉薬と焼成温度をあげる工夫が必要。たぶん、がんばってくれるでしょう。
同じくTBI会員とKMT会員が共同開発中のリモコン自走式電動草刈機がお目見え。次回の会場整備に活躍するかも。
会場脇の谷の林道を1.5キロほど上がって、昔の炭焼き窯の跡を見学に。2台の軽トラに7名ずつ乗って合計14名で探検に。お巡りさんには言わないでください。
先のほうは道が荒れていて車は通れないので、途中で降りて100メートルほど歩きます。先頭が、ガイド役のNSD会員。
おそらく昭和30年代くらいまで使っていたと思われる窯跡を見学。その規模と煙道の造りの丁寧さに目を見張りました。
周辺にまだまだたくさんあるとのことでしたが、今回は近くの二つ目の窯跡を見て終了。先人の技量と逞しさに思いを馳せたツアーでした。